最終学歴で相続にもめる子供達

両親やパートナーが亡くなった後に必ずと言っていいほど、相続でトラブルとなり親子関係や兄弟(姉妹)関係が悪化する人が多いです。

亡くなった人にマイナスの財産がなく、プラスの財産のみがあるとなれば、相続権利があるパートナーや子供は少しでも多くの財産を相続したいと思うのは、人間の本質なのかもしれません。

少しでも自分が多く相続するためには、他の相続者の取り分を減らさなくてはいけません。

そのため、子供同士で相続でもめごととして発展した場合、学費や自立後に援助があったかたなかったかで言い争いになります。

特に大卒でも私立大に通ったか国立に通ったか、またどこの学部を卒業したかでも言い争いになります。

なぜなら、大学にかかる費用として私立大は高く、医学部は他の学部と比較した際に卒業するまでにかかる金額が大きく違います。

そのため、兄弟の中でも1人が医学部を卒業していて、他の兄弟が医学部以外の学部を卒業していたら、そのことを理由に相続のトラブルとなります。

これらの大きい金額は、生前贈与という形にはなるので、こういった形での理由は相続を減らすことができます。

しかし、自分たちが子供の時に、ドコの大学に行きたいか、ドコの学部に行きたいかは自分で決めている人が多いのではないでしょうか。

自分がやりたいことをやるために選んだ大学と学部、両親の跡継ぎをするために選んだ大学と学部だったのではないでしょうか。

仮に、高校生で卒業後の進路を親と話した時、兄弟に相談した時、そこの大学や学部に行くのは勝手だけど、その分相続の額を減らすからな、と言われたことはありますか?

そんな風にいう人よりも、お前にはその学部は向いているからな、頑張って卒業しろよと逆に励ましの言葉をもらった人も多いハズ。

それなのに、相続の問題が生じた時に最終学歴で子供達がお互いの最終学歴を批判することは本当に正しいことのでしょうか。

相続で争いをしないためには、目先の財産に心を奪われない様にしなくてはいけません。

相続が原因で、人間関係や家族関係が悪化することほど悲しいことはないのですから。