バス事故を減らすために必要なことは?

近年、高速バスや長距離バスの事故が日本で急激に増加しています。

そのため、バス会社は乗務員の健康診断を行い、健康状態を管理する義務が生じました。

また走行距離や走行時間によっては、運転手を2名乗車させて運行しなくてはいけません。

これらは高速バスや長距離バスの事故が急激に増加したことで、法律で定められてからまだ日数が経っていません。

故に、本来なら違反であることを分かりつつ、法律に従っていないバスの運行会社も多く存在していますが、表面化されているのは氷山の一角と言われています。

こういった高速バスや長距離バスの事故が増えたのには、バス運転手1名に対する労働時間が過酷だからです。

バスの運転手の数は、高齢化や地方路線の廃止などに伴って年々、減少傾向にあります。

バス運転手の人数が足りないとなれば、1人のバス運転手が運転する時間が増えてしまうのは当たり前のことです。

しかも、バスを運転するためには、大型免許などバスを運転するために必要な資格も取得しなくてはいけません。

資格が必要な職業なのに、バス運転手の給与は決して高くありません。

しかも、法律の改正によってバス運転手は持病の有無を会社に言わなくてはいけません。

健康状態や持病などによっては、バスを運転することができません。

そのため、バス会社のハードルはどんどん高くなる一方で、給与が上がるわけではないのに1人の運転手にかかる負担は増える一方でしかありません。

しかも、今の日本は不景気なため、健康や病気が原因で今の職場で勤めることができなくなった場合、次の職場をみつけることは年齢的にも相当難しいのが現状です。

法律を改正して事故を減らすためには、その職種に対する評価を上げなくてはいけません。

そもそも飛行機を操縦するパイロットは健康面などによっては採用されませんが、パイロットと言えば職種的には国からの評価は高いです。

法律を改正した以上、バスの運転手も飛行機のパイロットのように評価を上げて運転手のモチベーションを向上させることが本来は必要なコトではないのでしょうか。