高校の授業を自分でまかなう高校生たち

日本は、義務教育で中学校までは必ず卒業しなくてはいけません。

高校からは義務教育にはなっていませんが、就職先で最終学歴で必要とされるのは高校卒業なので、ほとんどのヒトが高校までいきます。

義務教育は中学までとなっていますが、中卒の最終学歴は今の時代ではどこも採用してくれません。

しかし家計の状態で、高校の学費を払うことができない家庭が年々増加傾向にあります。

そのため自分の学費をアルバイトで稼がないと高校に通うことができない高校生が増えているのです。

親が離婚していて経済的に苦しいとかでなく、母親も父親も働いているのにも関わらず高校生が高校に行きたいためにアルバイトをしているのです。

その理由の多くは、父親が正社員ではなく派遣社員で働いているのでいつ解雇されるか分からず、住宅ローンや中学校までの学費ローンの支払いが残っている、父親がリストラされたり会社が倒産してしまったために、ひとつの企業でずっと働いていなかったから給与が安い、など日本の不景気が生み出したことが大きな原因となっています。

日本では終身雇用が当たり前でしたが、派遣社員という必要な時に人材を確保して不要な時は契約を切るというスタイルが工場などを中心に行われて来たために正社員として働ける先が少なくなっています。

正社員で募集されている企業の条件を見ると、特定の資格が必要だったり、同じ職種での長期経験があるヒトなどが求められてしまうので、新卒の様に何も知らないできない年配者はなかなか正社員としての雇用先がありません。

派遣社員として一時的なつなぎと思って働いたのはいいけど、派遣先で行かされる所はあまりの忙しさで正社員としての転職活動がなかなかできません。

しかも派遣社員は固定給ではなく、出社日数でカウントされてしまうので休んでしまうと1日分の給与がなくなってしまうので、休むことができません。

そのためずっと派遣社員で家族をなんとか守って来た父親とそれを支えて来た母親に甘えることができず、少しでも高校のお金は自分でも作らないと思ってアルバイトに追われている高校生が日本にはたくさんいるのです。