老人の徘徊を防ぐことの難しさ

高齢化社会の老人介護施設は、老人だらけで空きがなかなかないような状態です。

施設にすんなりと入居できればラッキーなのですが、今の高齢者は医療技術の発展により長生きする傾向です。

そのため、老人介護施設がなかなか空きません。

まだ自分のコトは自分でできる老人であれば家族の負担も多少は楽なのですが、人の手を借りないといけない様な状態になってしまうと負担は一気に増えてしまいます。

寝たきりになっても大変ではあるのですが、部屋で大人しくできずにウロウロと動き回る様な場合だと負担は一気に倍になってしまいます。

24時間ずっと、その老人のそばに張り付いていることは不可能です。

食事の用意や買い物、トイレやお風呂、ほんの数分という時間で徘徊癖のある老人はドコかに行ってしまいます。

いなくなったコトに気付いて慌てて探しに行くと言う家族も少なくありません。

徘徊されることで、家族だけでなく近所に住んでいる人や他人に迷惑をかけてしまったりすることも多いです。

徘徊させない様にしてください、と言われても家族としてはできるだけのコトはやっているので、その言葉は介護や看病をしている家族を追いつめてしまいます。

そのため、老人が徘徊をしないようにベッドに縛ったり、部屋の外から鍵を付けて部屋から出られない様にしてしまう人が多いです。

本気で徘徊を防ぐためには、そういう拘束をする方法しかないのです。

しかし、他人から見れば徘徊を防ぐために拘束をするのは、残酷で非道なイメージを持ってしまいます。

そういう風にとってしまうのは、介護経験がなく、老人の介護や看病の苦労をしらないからと言えます。

少子化社会の日本で高齢化が進んでいるので、1人で介護や看病をするのにも限界がくることは容易に想像がつきます。

だからこそ、国が音頭をとって老人介護施設を増やすなり、サービスを向上させるように政策をしていかなくてはいけません。

とはいっても、金額が高いと増やした老人介護施設を充分に活用することができません。