消えないイジメ

イジメが原因で、子供が自殺をするというニュースを耳にするコトが増えています。

「イジメは悪いこと」「イジメは絶対にしてはいけない」と、ニュースなどの解説者やリポーターのインタビューに答えているヒトが口にする台詞ですが、イジメがなくならない理由を私たちは本当に考えているのでしょうか。

「イジメは悪いことだから、してはいけないよ」と言葉にすることはとても簡単です。

その言葉に真剣味は本当に詰まっているのでしょうか?

そもそもイジメは子供だけの世界にしかないのでしょうか。

大人の世界になれば、仕事がらみで上司や同僚から嫌がらせを受けることが増えます。

それがパワハラやセクハラなどです。

現にパワハラやセクハラが原因で自殺をしているヒトもたくさんいます。

しかし、それらが原因で自殺をした時に周りの反応は、とても冷ややかで残酷なモノです。

「自分は悪くない」「自殺するくらいなら会社を辞めてしまえば良かったのに」「仕事ができないアイツが悪いんだ」「仕事ができないのを他人のせいにして最期まで迷惑な人間でしかない」と死んだ人間のコトを影でコソコソ言うヒトがほとんどです。

「自殺するまで追い込むなんてヒドいヒトだよね」「こうなったのは会社が原因なんだから会社に体質を変えてもらわないと」「死んでしまったヒトを生き返らせることはできないけど同じ過ちを繰り返さないことはできるから今こそ立ち上がろう」と、パワハラやセクハラをなくすために改善をしようとする人間はほとんどいません。

つまり、イジメを根本的に真剣に考えている大人は少ないことが分かります。

大人達が自分たちの周りの環境をしっかりと見て、セクハラやパワハラをなくすために個人ではなく会社に勤めている人間同士で改善をしていく姿が、全くありません。

自殺をしたのが子供だから可哀想と言う結論でしか言葉にしていないヒトが多いです。

もしも、ニュースなどでパワハラやセクハラをしていた人間に対して、そこの職場で対策をするために○○をした、××を行なったというニュースを見ていれば、大人の世界だけでなく子供の世界からもイジメがなくなるのではないでしょうか。

イジメは子供だけでなく、大人の世界でも深刻な問題のひとつなのは事実です。