人材が不足している介護サービス

高齢化社会として高齢者が増えている日本は、一方で子供が少ない少子化社会でもあります。

今現在の高齢者と呼ばれている世代の人たちは、戦後、高度経済成長の日本を作り上げたベビーブームの時代の人たちです。

ベビーブームにより学校などではマンモス校と呼ばれるような、1クラスに40名以上でクラス数が多い学校も珍しくありませんでした。

しかしその後の日本は子供の誕生数が減少しており、今では深刻な少子化社会となっています。

少子化社会になったことで、マンモス校の様な学校はなくなり、1クラス20名程度しかいない少人数制のクラスが今では当たり前となっています。

子供が数が減っている一方で年々、高齢者となるヒトは増えており、しかも日本経済が不安定なために共働きをしている家庭が多く存在します。

共働きになってしまうと年老いた両親の介護ができないために介護サービスを求めているヒトが増えてしまいます。

しかし、介護サービスはヒトを介護すると言う肉体労働に近い職業のため、身体を壊してしまった、勤務内容に対して給与が低すぎるという点から、人材が去ってしまいやすい職業です。

そのため介護サービス業では深刻な人材不足となっています。

人材を増やすなり、給与をアップすれば良いのではないかと思うが、そうしてしまうと介護を受ける側の高齢者の負担が増えてしまい、逆に利用者が減ってしまうという悪循環に陥ってしまうリスクがあります。

そもそも高齢者の多くは退職しており、年金で生活をしているヒトが多いです。

そのため、介護サービス業側も年金でできるだけ受けられるサービスを提供しようと思えば、金額を高く設定することが難しいです。

さらに、医療が発展したことで日本人の平均寿命も延びているため長寿大国となった分、介護に+αで看病までしなくてはならないのである。

看病となれば、介護以上に責任もかかってくるだけに、介護サービス業は何らかの対応が必要となってくるであろう。