介護と仕事の両立ができない日本社会

今、親の介護のために仕事を辞めてしまうヒトが多い。

日本は高齢化社会に突入しており、介護や何らかの看病を必要とする高齢者が増えている。

また一昔前では認知症は80代前後からと思われていたが、60代後半で認知症を発症するヒトも年々増加傾向にある。

認知症の介護はとても難しい。

特に認知症を発症した年齢が若いとなかなか介護支援を受けることができなかったりする。

介護ケアは寝たきりのヒトや他人の手を借りないと日常を送ることができないヒトが優先されてしまうため、認知症だけだと介護スタッフの支援を受けるのが困難。

行政の支援ではなく、個人で依頼して介護スタッフを雇うことはできるが、その費用は半端ではない。

経済的にも生活的にもゆとりがなければ個人で介護スタッフを雇うなんてコトはほぼ不可能である。

そのため仕事をしながら介護をする必要が出てくる。

しかし仕事も多忙期や経済情勢によっては定時で帰宅することができないし、仕事が残っている状態で介護があるからと言って帰宅しても、会社から理解を得ることができない。

会社によっては介護をする従業員に対して、さりげなく退社を勧める所もある。

仕事を頑張りながらも介護を頑張っているのに、会社からそんな風に言われてしまうと会社に居づらくなる。

仕事に支障を出さなかったとしても、退社後の職場仲間との付き合いができなくなってしまうヒトがほとんどである。

最初は、大変だね、何かあったら仕事を手伝うから遠慮せずに相談してくれよ、と言ってた職場仲間も気がつけば自分から遠ざかっていたりする。

気がつけば社内で孤独になっている、というヒトも少なくない。

一昔前は妻が家庭にいたから介護を妻がして夫は仕事に専念することができたが、妻も正社員として働いていたら、妻に介護を頼むわけにはいかない。

ましてや住宅ローンなどを抱えていたら、どうしようもできない。

介護の問題は、これからも深刻になることが予想される。

介護と仕事の両立は、困難を極めており、不可能に近いとも言える。

あなたは介護と仕事の両立問題をどう解決しますか?