熟年離婚を追い越しそうな介護離婚

夫の定年退職を機に、今までの苦労や心労から妻が夫に離婚を申し出て離婚をする熟年離婚が増えました。

熟年離婚の原因は、夫との夫婦生活へのストレスです。

夫が家事を一切しない、妻が病気になって寝込んでいても家事を強いる、夫が自分勝手すぎる、子供のコトに対してノータッチなど、妻が夫に溜め込んできたストレスが原因です。

夫が定年退職の日には今まで勤めて来た会社から退職金と言う大きな金額が入り、年金も法改正によって妻にとっても有利となったからです。

しかし、高齢化社会に伴って熟年離婚以上に急激に増えているのが介護離婚です。

介護離婚は、夫が妻を、妻が夫を介護したくないというものではありません。

介護離婚とは、妻が自分の両親を老人施設などに入居させずに自宅で介護を始めたことで夫がその介護生活でストレスになって離婚を切り出すものです。

介護離婚を切り出すのは、夫だけではありません。

夫が妻に何も相談をせずに自分の両親を自宅で介護すると決めて、親を連れて来たものの実際に介護するのは夫ではなく、妻というケースは非常に多いです。

もちろん夫は定年退職をしているわけではないので、昼間は出勤で家にいないので妻が介護をやらざる負えません。

相談もなく突然、義理両親が来て介護をしてと言われても心の準備もできていないので、ストレスと苦痛しかありません。

自分の親だからできる限りのコトはしてあげたい、という親を思う子供心は分かりますが、自宅で介護をするとなれば介護が優先になってしまい家族のコトが後回しになってしまいます。

介護でいっぱいいっぱいになって家族に『私は介護で忙しいんだから、それくらいのコトは自分でしてちょうだい』と言ってしまい、今まで円満だった家庭が崩壊してしまうケースは非常に多いです。

妻が介護を始めたら仕事から帰って来ても夕飯の用意がされていないのでコンビニ弁当を食べる機会が増えた、会話がなくなり交わす言葉と言えば文句だけ、家に帰ると邪魔者扱いされるなど、介護離婚の背景には介護をすることで夫婦関係がギクシャクしているケースが多い様です。

自宅での介護はとても大変なので、自宅で介護をしたいと思うのであれば前もって家族と話し合うようにしましょう。