子供の育て方が将来の介護に還ってくる

しつけが悪い子供に対して「親の顔を見てみたい」という言葉を使うコトがあります。子供の性格やしつけは、育った環境に大きく影響を受けると言われています。

子供が幼い頃にしつけが厳しかった家庭が多かったのではないでしょうか。

テストの結果が悪かったり成績表の結果があまり良くなかったり、また提出をしないといけない宿題を忘れてしまった時に罰として今日のおやつを取り上げたりしませんでしたか?

また、子供と会話する時も同じ目線に立つのではなく、親が稼いで来たお金でご飯を食べさせてもらっている、学校に通わせてもらっている、子供が生きていけるのは親が金を払っているからなので親に逆らうな、口答えをするな、などという暴言を言われながら育って来た子供はたくさんいます。

早くこの家から出て行きたい、親が嫌い、家に帰りたくない、という悩みを抱えながら誰にも相談できず、また相談したとしても行き場所もなければ小学生や中学生では働くコトができないから家を飛び出すことができなくて、毎日苦しい思いや苦々しい思いに耐えつつ大人を迎えた子供たちの立場が今、大きく変わろうとしています。

それは、親の介護です。

日本は今高齢化社会で年々、高齢者の数が増えています。

しかも、高齢化社会に伴って、労働条件や環境が良くないと言われている介護系のサービス業は深刻な人材不足に陥っているのが今の日本です。

期待していた日本で医療サービスを学んだ外国人スタッフが日本の介護系のサービス業に携わってくれるかと思っていたら、知識や技術を習得したら日本に残らず自国に戻ってしまう人が圧倒的に多かったのです。

そのため、今の日本では福祉系の高齢者センターや入居施設に入居できた高齢者や家族はラッキーなのです。

自分で親の介護をしないといけない、子供に介護をしてもらわないといけない、となった時に子供と親の立場が逆転してしまうのです。

子供が介護を始めて、親がこうしてほしい、ああしてほしいと、希望を伝えたら子供から「自分が子供の時にお母さんはこう言ったよね、お父さんはこうしたよね」と自分がされたことを親にする子供が増えているのです。

虐待かと聞かれたら100%そうではありません。

その子供は、親が自分にした育て方を参考にして親の介護をしているのです。

そのため、親が老いて子供の介護が必要になった時に初めて親が自分が子供に対してどういうしつけをしていたのか自分の身をもって知ることになるのです。

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