自宅介護の課題とは?

お年寄りの介護や看病となると病院や老人施設などの福祉サービスを利用したいところが本音ではありますが、日本社会が高齢化に突入していながらもそういった福祉施設や老人施設の数が不足しているので、仕方なく自宅で介護、看病されているお年寄りは多いです。

しかも、自宅で介護、看病されるお年寄りの数はこれから増加傾向に向かうと予想されており、早急に何らかの対策をしなくてはこれからの日本経済を支えて行く若者達世代に多大な影響を及ぼす可能性が非常に高いです。

老人施設や福祉施設などのサービスを利用するのは、自分たちの手だけでは限界があるからです。

介護をされている両親に莫大な財産や貯金があり、仕事をしなくても妻、子供を養って生活することができるなら、自宅でお年寄りの介護や看病をすることは簡単かもしれません。

しかし、現実はそんなに甘くありません。

仕事に就きながら妻、子供を養いながら介護、看病をしている人がほとんどです。

介護には、お金がかかります。

自分たちの負担を減らすためには他人の手を借りなくてはいけません。

そのため、自宅で介護をするとなれば、常に時間を気にしなくてはなりません。

介護をする相手は年老いた人間なので、ひとつひとつの動作に時間がかかり、スムーズに物事が進みません。

介護されている人間の調子が悪ければ、より時間がかかってしまいます。

そのため介護をする人間には、自分の時間がほとんど存在しないというのが現実です。

座ってゆっくりと食事をする時間がない、お風呂にものんびりと入ることができない、夜中も何度か起きて介護をしなくてはいけない、という現状。

1時間ドラマを座って見ることもできない、そんな悩みを持っている介護や看病をしている人は大勢います。

自分の時間がないためにストレスや疲労が雪のごとく積もり、しんどい思いをしながら頑張っていかなくてはいけない毎日。

自宅介護の最大の課題は、時間とも言えます。

自宅で介護、看病をするのと、施設などの手助けを受けて月に何度かその場を訪れるのでは、大きく変わってきます。