人生のやり直しができない無戸籍の子供達

戸籍のない子供が日本で増加傾向にあります。

戸籍がないということは存在がないのと同じ様なものです。

そのため、学校に通うこともできず健康保険などもありません。

戸籍がない子供が増加している背景に、母親が若すぎるという点があります。

母親となるべき女性が中学生や高校生だったりして、家族や周辺の友達に気付かれることなく子供を産んでしまったために、表に出てきません。

また相手方の男性にも何らかの事情があり子供を認知する気がない、養育する気がない、という理由から出生届けを出さないケースも多くあります。

出生届けが出されていなかったためだけに、本来なら受けるコトができる義務教育や福祉などを一切受けることなく大人になってしまうケースも珍しいことではありません。

戸籍がない子供が発見されるケースとして多いのが、近所からの虐待に関する通報や相談です。

夜遅くになると子供がベランダで大泣きしている、悲鳴に近い様な子供の叫び声が聞こえてくる、母親が子供をどなり付けている様な大声がする、子供がいるのに近所の人間が誰一人として子供を見たことがない、などがあります。

学校にも通っておらず、監禁に近い形での生活を余儀なくされている子供が多いです。

さりげなく母親に子供の存在を聞いてみても、うちには子供はいません!とハッキリ言い返してくるので、近所のヒトもあまり強く言うことができません。

とは言っても出生届けが出されていないのであれば、役所とは言っても無戸籍の子供の把握をするコトは困難です。

無戸籍の子供は義務教育を受けていないために大人になっても小学生低学年程度の漢字しか書くことができず、心も幼いままです。

いくら学校に行っていないからと言って、大人になった人間が小学校に行くことはできません。

無戸籍の子供達は、大きな時間をムダにしてしまっているので、時間を戻してやり直しがしたいと思ってもそんなコトはできません。

無戸籍の子供を生み出さないためには、色々と解決していかなくてはいけない課題が山積みです。