不足している老人サービス施設による待機老人の増加

4人に1人が65歳以上と言われている高齢化社会の日本。

高齢化社会がやってくるコトはベビーブームの時代と共に予想出来ていたコトなのに、高齢者たちの居場所がなく、充分な介護生活を送ることができない高齢者が年々、増加している。

高齢化社会がやってくるコトが分かっていたハズなのに、入居できる老人ホームや特別養老施設などが不足していて大きな問題となっている。

待機児童ならず待機老人が増加しているのだ。

日本は、世界の中でも長命国と言われている。

確かに日本では医療技術の発達、進歩により、長生きができるようになった。

ガンなどの大きい病気になっても80歳90歳になっても何とか療養生活を送っている人も少なくない。

長命国を目指したのは日本政府の方針ではあったが、医療費や老人施設などのサービスが不足していることで国民の負担を上げてしまっている。

特に病院では、病気の治療をするための施設であって、老人を預かる施設ではないからという理由から自宅での療養や闘病生活を送らせているケースがこれから増加する傾向にある。

日本は医療技術の進歩によって確実に老人であっても高度医療ができるようになった。

最近の話題で言えば、脳死判定した子供の臓器を80代の女性に移植したケースがある。

これだけの高度医療技術を持っているため、長生きする老人が増えて、さらに負担までも増え続けているのが現状である。

とは言え、日本は不景気で給与も上がらなければ、正社員としての求人募集も少なく、生涯安定した生活が送れるという保証はドコにもないため、夫婦共働きの世帯がとても多い。

夫婦共働きで子供を学校に行かせて住宅ローンも払うことで精一杯というのが現状である。

そこに、あなたの両親で老人施設に入居できないから待機中は世話をしてくださいと言われたとしても、無理というのが本音である。

ピンピン元気な老人ならまだしも、看病や介護が必要になってくると共働きの家庭にとっては大きな負担となってしまう。

どちらか1人の稼ぎで家族全員を食べさせていくことができる社会ならまだしも、日本社会はそうではない。

大手企業に勤めていたとしてもリストラされて、いつ無職になるか分からない様な時代だからである。

今の老人達によって日本社会は大きな発展をするコトができたのだから、政府には老人施設の不足を早急に解決してほしい。