親からの虐待でSOSを出せない子供たち

子供に対する親からの虐待行為は、表に出ているのは氷山の一角としか言えないほど、ほんの一部なのです。

表に出ていない、子供がこれは虐待なのではないかと思いつつも友達にも教師にも相談していないというのが現状です。

虐待をしている親の多くは、虐待ではなく躾をしているだけ、と必ずと言っていいほど口にするセリフです。

そもそも、虐待としつけはドコでライン引きされているのでしょうか。

子供の体に火のついたタバコを押しあてる、お酒を飲んだ時に過去にした子供の行いを持ち出して髪の毛を引っぱったり、アザが出来る様な力で子供に手をあげた、というのは躾ではなく虐待です。

子供がコンビニなどから万引きをしたのを知って顔に平手打ちをした、犬やネコ、近所の子供に対して何らかの暴力を奮っていた現場を見たから子供を殴った、というのは虐待ではなくしつけです。

子供と口喧嘩をしていた時に、子供が親に対して『死ね』『生きているだけで迷惑』など悪い言葉を子供が使ったから思わず叩いてしまった、というのも虐待には該当しません。

難しいのは、子供との会話のやりとりです。

会話は、言葉と言葉のキャッチボールです。

子供に対して言っても良い言葉、言ってはいけない言葉があるのです。

『アナタなんか産まなきゃ良かった』『アナタが産まれたせいで私が不幸』なんて言葉は子供からすれば言葉の暴力でもあり、虐待なのです。

言葉による虐待は精神に大きなダメージを与えますが、肉体的に見える虐待とは違うので子供からのSOSのサインがなければ、子供が虐待を受けているとは第三者からは分かりません。

子供の場合、仕事ができるわけでもなければお金が簡単に手にはいるわけではないので、子供はSOSのサインを出すことができません。

子供が誰にも助けを求めるコトができないのを知っていて、暴力をふるったり、言葉でヒドいコトをいうのは虐待なのです。

しつけと言えば虐待にはならないというのは、親の自分勝手な解釈でしかないのです。