近隣住民から反対される幼稚園や保育所の建設

保育所や幼稚園の不足に伴い、待機児童が深刻な問題となっています。

待機児童として、入園の空きを待っている子供の両親の多くは共働き世帯です。

そのため、1ヶ月の金額や子供を預かってくれる時間など、自分たちが希望している条件にできるだけマッチしている保育所や幼稚園を希望します。

しかし、空きがある保育所や幼稚園では、その条件が全くマッチすることがなく、せっかく空きがあっても入園することができません。

幼稚園や保育所が不足している背景には、新しい幼稚園や保育所を造る場所がなかなかないと言う点です。

共働き世帯のコトを考えると、立地が条件として難しくなります。

駅からできるだけ近い場所もしくは自動車などで送り迎えができる夜遅くになっても大丈夫な少し住宅街よりな場所です。

駅近くの場所となると広いスペースの空き店舗を借りるにしても、新しく建設するにしても金額が高くなります。

そうなると、高い金額を設定しなくてはいけないので入園を希望するヒトが予想よりも下回り赤字になる恐れがあります。

比較的、金額が安い少し郊外よりな住宅街になると、近所に住んでいる住民から保育所や幼稚園の建設に対して反対の意見が出てしまいます。

住民から反対される大きな理由は、子供の声がウルサいから家で休むことができない、子供が集まってしまうと治安が悪くなり犯罪の心配がある、などというものです。

特に子供の声がウルサいという意見が住民から出てしまうと、その意見を押し切って建設してしまうと後に近所トラブルに発展する可能性が高いため、住民の納得が得られなかったら建設を断念せざる負えません。

一昔前ならともかく、今の日本社会では24時間オープンのお店や仕事も多いため、夜に仕事をして昼間に寝ているという生活をしているヒトもいるので、この様な生活スタイルをしているヒトが住んでいると子供の声は騒音にしかなりません。

生活スタイルが複雑になったことが、待機児童が増えてしまった原因と言っても過言ではないのかもしれません。