シニア夫婦はプチ別居婚がいい

夫婦となって十数年が経つと、子供達も独立していきます。
そうすると、2人だけの生活が再び始まる事になります。
毎日をのんびりと若々しく健康で暮らしたいものです。

一見すると、夫婦で過ごす事が美徳に感じられます。
しかし、現役の頃と同じく各自の時間を過ごしたいはずです。

つまりそれが『プチ別居婚』というものです。
別居というとマイナスなイメージを持たれがちです。
ですが、プチ別居婚であれば自由な時間を過ごせます。

50代の引退後は

2008年に明治安田生活福祉研究所がある調査を行いました。
『熟年夫婦の生活に関する意識調査』対象は50代から60代の男女です。

その中の質問に『仕事をしている50代は引退後何をしたいか』があります。

回答には『仲間・友人との交流』『夫婦の会話』がありました。
女性60.5%『仲間・友人との交流』で男性より21.6上でした。
男性54%『夫婦の会話』で女性より12.2高かったです。

家庭や妻を顧みなかった夫は罪滅ぼしをしたいと感じています。
そういった時間を待っている妻はおよそ4割います。

しかし、育児・家事を頑張った妻は夫へはそれほど向かないです。
なので約6割は仲間・友人と交流する時間を最優先としています。

セカンドライフの印象は

第二の人生を夫婦でどう過ごすかは男女で異なります。
その差を埋めたいと無理すると、ぎこちなくなってしまうのです。

そのために俺流でプチ別居婚を考える余地が出てくるのです。
お互いが異性を隠した状態でのプチ別居婚はやめたほうがいいです。

ですが、各自が一人で過ごす時間を作りたいなら関係は良くなります。
12年に住環境研究所が『定年後の夫婦の暮らし方』を調査しました。

その結果双方ともに多かったのが『夫婦で1人の時間が欲しい』でした。
女性は74%でしたが、80%が60歳から64歳だったのです。

充実させたい時間ではプライベートな時間が双方で7割超えでした。
その反対に『夫婦2人の時間』だと2割が女性となりました。

プチ別居婚をするには

子供達が成長し独立したのをきっかけに、部屋を断捨離する夫婦もいます。
あるいはリフォームなどで、寝室を別にする夫婦もいるそうです。
そうする事でいびき、臭いや生活習慣に気遣いをせずに済むからです。

結果的にお互いを思いやれて優しくなれるというわけです。

スタートさせるのには、親の介護でも子供達の独立でも大丈夫です。
10日ほど試すと、片方が嫌がったとしてもいつの間にか定着するのです。
起床後には、趣味に没頭しても仕事をしてもいいです。

ただし、楽な感じで生きていく限りは約束事を決めて下さい。
食後の食器は片づける、服を脱いだら洗濯籠へ入れる等です。
あくまでプチ別居婚なので、家事に関しては妻が行うのが普通です。
プチ別居婚とは

夫が亡くなった後の年金は

夫婦がお互いに老後の生活を楽しめたなら幸せです。
そうして夫が先立った後、気になるのは妻が受け取る年金です。

例として妻が専業主婦で夫がサラリーマンであったとします。
受け取れるのは夫の老齢厚生年金・老齢基礎年金、妻の老齢基礎年金です。

夫が亡くなった場合、老齢厚生年金は遺族厚生年金として妻が受け取ります。
遺族厚生年金支給額としては最大として老齢厚生年金の3/4です。
妻は自身の老齢基礎年金と一緒に受け取れるのです。

老齢基礎年金に該当する国民年金は月額約55,615円です。
厚生年金は報酬月額・加入期間で変動するものの約147,051円です。
厚生年金には個人差があり、国民年金にしても目減りしてしまいます。
夫に先立たれたら

まとめ

子供が独立してからの夫婦2人の生活は楽に暮らしたいものです。
男性と女性とでは、望む老後の生活内容が全く異なります。

そこで薦められるのがプチ別居婚という方法です。

お互いの時間を自由に作り過ごしていくというものです。
別居とは別なので最低限のルールを決め家事は妻がします。

最初は不慣れで上手くいかなくても気付かないうちに馴染んでいくはずです。
プチ別居婚のきっかけは子供の独立や親の介護などでじゅうぶんです。